死と壁―死刑はかくして執行される|玉井策郎|阿部知二序|創元社|1954年四版

※71年前の本でございまして、掃除もしない倉庫にずっと本棚に立てた状態であった為に本の天に埃汚れがこびりついておりました こびりついておりました埃はブラシで除去できましたが、カバーの表紙部分と裏表紙部分の上部の縁近くの汚れは除去できませんでした （1枚目から3枚目の写真参照） ※天地小口に汚れがございます （3枚目の写真参照） ※最初はセロハン紙のカバーが付いておったようで、カバーの折り返し部分でセロハンのカバーが癒着した状態でセロハン紙が縮んだ為に、カバーの表紙の折り返し部分にシワがございます。 （6枚目の写真参照） ☆7枚目の写真はカバーを捲った時の表紙と裏表紙でございます 　カバーの裏面のヤケが酷いですが、本本体は比較的キレイでございます ☆読んだ形跡は感じられませんので、本に対する言葉(全集本などに、よく挟まれておりますチラシ)、読者カード等の物が３枚挟まったままになっておりました （8枚目と9枚目の写真参照） ☆5枚目の写真は奥付です。 死と壁 著者 玉井策郎 定価 二００円 発行所 創元社 ☆4枚目の写真は目次です 序　阿部知二 まえがき 法の波止場 汚された足あと 　送られてくる人々 　殺人当時の心理 死の壁にくるう　一審判決後の動揺記― 罪と永遠と　一審判決より確定まで― 消えゆく灯 　執行の告知 　その日の教育課で 　最後の面会 絞首刑執行 死刑囚余聞 　　天文学と取組む死刑囚 　　小鳥と共に 　　同性愛 　　俳句集 あとがき ☆チラシの「死と壁」への言葉を寄せておられる人 ・考えさせられた　国立国会図書館長　金森徳次郎 ・死刑廃すべし　弁護士　玉木昊 ・法律に及ぶ反省　作家　木々高次郎 ・ギリギリの厳しさ　劇評家　戸板康二 ・ドキュメントの魅力　図書新聞代表取締役　田所太郎 ・受刑者の態度に感動　作家　大下陀児 ・政策によき資料　元弁護士　頼母木真六 ・一気に読了　宗教家　浅野順一 ・ネズミの思い出　鉄道工業会々長　菅原通済 ・罪と罰への一示唆　参議院議員　梅原真隆 他 （8枚目の写真参照） ☆サイズは四六判です 単行本ハードカバー本 266頁 縦＝約187mm 横＝約134mm 厚さ＝約15mm 　　　　　　　　　　　　　　　　 【梱包方法】 ・ビニール袋で防水しダンボールで保護し茶封筒に封入いたします。